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伏見 康生
大川 洋明

体内採卵成績向上のためにできることは?③

弊社作出の体内受精卵の生産本数が3000本を超えました…。

昨年実績が3442本でしたので、8月には昨年を超えそうです。今後も頑張りたいと思います。


さて飼養管理について。

私たちとお仕事させていただく農家さんのスタイルはさまざまです。

繁殖農家さんで自己使用目的で採卵する方または販売をメインにする方、酪農家さんで和牛を採卵する方、繁殖肥育一貫で自社牛を受精卵で生産したい方…。


それぞれ異なる飼養管理や飼料背景があります。


まずは飼料と栄養(血液)について考えてみましょう。

過去の報告をそのまま引用しているだけですが、やはり血液性状は非常に重要と考えています。

血糖値の評価については獣医師の先生はご存じと思いますが、サンプリングの問題から正当に評価できるか難しいところですが、BUNやT-choなどは判断材料としては重要です。

摂取するエネルギー(炭水化物)と蛋白質(ルーメンで利用されるか、バイパスされるか)のバランスが極めて重要であるということですね。


特にBUNについては、高い場合は子宮環境に悪い影響があり繁殖性を阻害する、ということが広く認知されています。

酪農の場合、毎日の乳生産における乳成分の変動や特に乳量の変化などは常に生産者に情報を与えているため(経営にも大きく影響するため)、飼料給与については敏感であることが多いです(それゆえの弊害もあrかもしれません)。

一方で繁殖和牛の場合、目に見える形の生産性に影響する数値などが示されないため(または時間がかかるため)、生産者も慣例的な管理に執着してしまいがちです。


体内採卵を実施する場合は、ホルモン剤の使用や稀少精液の利用、採卵料金の発生など、牛にも人にも負担のかかる仕事であり、当然ながらより良い結果を出すことが求められます。


次回は実際に取り組んできた事例について紹介していきます。



 
 
 

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