まだタグはありません。
top of page
Blog
ブログ
検索


Hiroaki Okawa
- 2022年1月28日
牛の子宮内膜炎について 実践編
これまでに子宮内膜炎における調査結果や、イソジンなどの治療効果について考えてきました。 私自身が確認してきた子宮内膜炎の罹患率や、治療の効果を考えると私は一つの仮説を立てました。 乳牛において約20%は子宮内膜炎により繁殖性を阻害されている、ということは、治療効果90%の治療を実施し、受胎率40%を達成すれば、10%近い牛の繁殖性を取り戻せる かもしれない… ということで、戦略的に繁殖検診を実施しました。 子宮内膜炎に罹患している割合がかなり高かった酪農家さんでの繁殖検診の取り組みです。 2018年12月時点の繁殖成績 搾乳頭数 33.8頭 搾乳牛率 88% 搾乳日数 234日 経産JMR 29 空胎日数 209日 空胎145日以上割合 65% かなり個体乳量の大きな農家さんでした。 乾乳管理の問題点も抱えていましたが、そこはまた次の機会に… 授精開始日数は107日 かなり遅く感じるかもしれませんが、これはそれぞれの獣医師、授精師の問題への捉え方ですので、とくに私はコメントなしです。 初回AIは牛に任せる、または80日を超えて未AI個体への治療を
閲覧数:365回0件のコメント
bottom of page