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Hiroaki Okawa
- 2022年11月25日
分娩前後のAMH濃度の変化は何を示しているか③
目標としている月2回の更新をやっと達成できそうです。 先月の10月19日に鹿児島⇒宮崎、福岡、大分へのIVF新鮮輸送・移植を実施しました。 結果 福岡(ホルスタイン種乳牛)12/14 (85.7%) 大分(ホルスタイン種乳牛)1/3 (33.3%) 宮崎(黒毛和種)3/5 (60.0%) トータル16/22 (72.3%) の受胎結果となりました。 早期妊娠鑑定ではありますが胎児確認まで超音波検査にて実施していますのでひとまずは安心です…。 来年3月以降に徐々に弊社作成IVF産子が出生してきます。 ここで過大子や流死産などの報告を受け入れつつデータとしても反省点としても次のステップに進んでいきたいと考えています。 試験的培養から発生率の安定、新鮮卵の受胎、凍結卵のラボ内での生存性の確認(ハッチング率の確認)、IVF実績施設の視察研修、凍結受精卵の受胎…とここまで少しずつ壁を乗り越えてきています。 IVF普及を目指す私たちとともに進んでくださっている多くの関係者、生産者の方に心から感謝します…! まだまだここからです。 今後は採卵、OPU関連のネタ
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Hiroaki Okawa
- 2022年11月3日
分娩前後のAMH濃度の変化は何を示しているか②
さぼりすぎていました。 11月から月2回程度(いや、2回以上)の更新を目指し、ここに宣言。 臨床繁殖、飼養管理、採卵、OPUに関して散らかりつつ発信していきたいと思います。 さて分娩後のAMH濃度の変化について、今回は炎症との関係性 ホルスタインの乳用牛における周産期の疾病発生の多さは獣医師、酪農家さんともに広く認知されていることと思います。 私は4軒の酪農家さんを対象に 分娩予定2週間前(Pre) 分娩10日後(D10) 分娩4週間後(D28) の3つのタイミングで採血を行い、生化学検査などを実施しました。 なかでも、この調査の中でSAA(血清アミロイドA)の測定を実施しました(鹿児島大学の大和先生:大学院の副指導教官のススメで…)。 血清アミロイドAはいわゆる「急性相反応蛋白」といわれるもので、獣医療領域では炎症状態にあることを示す指標となるもので、とくに「急性」の病態の変化を鋭敏に示してくれます。人では広く「CRP」が用いられますので同じようなものと考えていただいても結構です(もちろん臨床上の詳しい解釈や判断は異なります…)。 ではまずSA
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